終わりにしよう

真っ先に浮かんだのは、ユーリオンアイス12話冒頭のヴィクトルと勇利の会話だ。

After the final, let's end this

What...?

(略)

Damn it...

私には日本語より英語に触れなければならないという強迫観念があるため、ユーリオンアイスは大抵英語で見る。英語版のヴィクトルの声がまた素晴らしい。

 

どうにも私は訳も分からず振られたようだ。「もう終わりにしたい」「何を」「関係」とのことだ。これより前に、自分の性格について一番言われたくないことを言われていたから幻滅していたとはいえ、意思とは関係ないところで泣けてくるうえ(いつも私は、泣けたら泣きま〜すみたいな感覚で泣く時は泣く。)意味が分からない。私達は確かに近しくもあったが、付き合っているという認識は、少なくともこちらにはなかった。だから、彼の中でそもそも何が始まっていたのか分からない。はぐらかされたが。と、ここで、浅はかな期待が生じてしまう。まるで彼氏気取りじゃないか。この言い方は。癪に触るから、私は彼よりも優位でいたい。自惚れてもいいだろうか。しかし謝罪と感謝もロクにできないこの人物が、まともな会話を提供できるのだろうか。それにしても、本当にこいつには振り回された。ここまで勉強を続けてきた自分に感謝するレベル。

 

ハワイに来てからずっと不毛な恋愛ばかりしてきた。その度に、何より大事なのは自己完結だと悟った。私はとにかく自己完結したいし、楽しかった時期を無かったことにはしたくない。だから彼が何を考えていたのか知りたくてイライラする。音楽を聴きながらワイキキを歩いていると、悲しいのか自己陶酔してるだけなのか分からなくなってくる。でも、やっぱり悲しいと思う。何故なら悔しいことに私はまだ好きだという感情を失くせないでいるからだ。だからこそベッドから動けなかったり泣けてきたり絶望したりこれからの身の振り方について不安が生じるんだろう。

 

昨日はセッション最後の最終試験だった。私はここのところ、数回日本に帰っているため、出席の面から落第するのは分かりきっていた。が、家にいれば薬を飲んでやり過ごすハメになる。(結局、帰ってから飲んだけど)我ながらクールだと思う。クラスで誰より早く終わらせ颯爽と帰った。ちなみに例の人物は午前の授業に出てこなかった。前日夜に終わりにしたいとかなんとか言ったのはお前だろうが。私の存在が彼の精神に何らかの影響を与えたと自惚れてもいいだろうか。

 

このように上手くいかなくなると、親を恨む。こんなんじゃダメだなぁわたしは。。なんてことは微塵も思わない。何故なら人格の歪みは親子関係によって形成されるからだ。

 

私は、また日本に一時帰国しようとしている。学校のシステム上の理由もあるし、学校を移籍することも考えているからだ。何より精神状態がまたとなくまずいのだ。言わずもがな、奴のせいだ。こんなことで振り回されるのはおかしい。それは十二分に自覚している。しかし、彼の存在を無視し、周りの嘲笑すら跳ね除けられたら私は晴れて健常者の仲間入りを果たす。懸案だった被害妄想(医師には、被害妄想ではなく事実の可能性が高いと言われているが…)が強くなり、昨日のようにアウェイで開き直れる勝生勇利的な自分は長くは保つまい。

 

ハワイを去るかもしれない。本土に行くかもしれない。そう考えると、居場所のない今でさえ、ハワイにいる今でさえ、ハワイが恋しくなる。今日は特別暑く、また、胃の調子が悪かった私は荒療治としてシェイブアイスを食べた。胃が爽やかになりました。そのシェイブアイスは、アイランドビンテージコーヒーの系列らしく、フレーバーはナチュラルなものしか使用していない。故に、”ブルー”がない。個人的にはカラフルなものを目で見たい気分だったけど、味は果物を食べているようで美味しいです。

 

 

失うものはもう無いので、怖いものは無いはずだ。しかし動悸はするし緊張している。とにかく電話に出ろ。非常識だろ